観葉植物をうまく育てる水やりの基本
観葉植物をうまく育てる水やりの基本
観葉植物は室内で栽培するので、雨が当たることもないためたっぷり毎日のように水を与えるべきなのだろうか、それとも水分があまりなくても元気に育つといった噂を聞いたけれども、水を与えずにそのまま放置しておいても良いのだろうか、初心者はどのようなタイミングで観葉植物に水やりを行うべきかよくわからない人も多いことでしょう。基本的には、鉢の土が乾いたらたっぷり与えます。ただ、やりすぎには注意が必要です。鉢の土を見たときに表面が乾燥しているときが水を与えるタイミングです。水量は、鉢底から水が流れて来るくらい水やりを行うこと、そして鉢皿に流れて来たものはそのままにしてくと逆流して土の内部にある空気を減らしてしまい、これが原因で根腐れが起こることがあるため、必ず捨てるようにします。これ以外にも、毎日数回程度葉および幹などに対して、霧吹きを使って水を噴射するなど細かなケアが観葉植物には必要になることを覚えておきましょう。
観葉植物が根腐れする原因と防止する手入れの仕方
観葉植物が枯れてしまう原因の一番は根腐れです。これは土の中の根の部分が腐れることで、この部分が劣化すると植物は確実に枯れます。根腐れの原因は水のやり過ぎで、水やりの回数の多さや一度にやる水の量が多いと枯れてしまいます。あまり水を与えていないのに枯れてしまうこともあり、これは土に問題があります。土の水はけが悪いといつまでも土の中に留まり根を枯らします。防止するには土が乾いてから水をやる、冬では乾燥しているのを確かめてから2〜3日後にあげると防ぐことができます。冬の寒い時期は観葉植物自体が水を必要としない休眠期なので、土を乾燥してからしばらくして水やりするのが適切です。水はけの悪さが原因の場合は水が流れやすくするようにします。鉢に植えているものは底の穴なら周りに置いてある石などを小さくしたり、穴を増やすことで流れ出しやすくなります。他にも水やりの時に根本近くに効率よく与えることで、無駄な水を注ぐことを防ぎます。